エンディングノートは、人生の終盤に起こるかもしれない「万一」に備えて、自分の想いや希望を記入しておくためのノートをいいます。
周囲にできるだけ負担をかけたくない・・・
穏やかに老後を過ごしたい・・・
やすらかに最期を迎えたい・・・
想いを実現するためには、具体的に考え、行動することが必要です。
エンディングノートは「気づき」のノートです。エンディングノートに記入しながら、自分がどんな老後をすごしたいのか、どんな最期を迎えたいのか、そしてその想いを実現するためには、どのような準備が必要なのかを確認することができます。
遺言書 | エンディングノート | |
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法的効力 | あり | なし |
書き方 | 定められた方式に従って書かないと無効になる | 定められた方式がないため自由に書くことができる |
主に書かれる内容 | 財産の分け方など相続に関すること | 介護・医療・葬儀・供養・お墓などについての希望や大切な人へのメッセージ |
エンディングノートは遺言書と違い、法的効力がありません。そのため、財産の分け方を書いたとしても、そのとおりにする力はありません。しかし、法的効力がないからといって、エンディングノートはけっして無意味なものではありません。遺言書とくらべ、方式にとらわれることなく、自由に自分の希望や想いを書くことができます。エンディングノートを書くことで、頭の中で考えている自分の想いや考えを整理することができます。
エンディングノートは、大きく分けると次のような種類があります。
自分の希望や伝えたいことが伝われば、ノートはどんなものでも構わないと思います。ノートに記入する際には、難しく考えず書けるところから自由に書いてみてください。すべての項目を完璧に埋めていこうとするととても大変です。
「気持ちが変わればまた書き直せばいい。」これくらいの気持ちで取り組んでいただくのも良いかもしれません。
ただ、エンディングノートを書き終わったら終活完成ではありません。ここから今何をすべきかが見えてきます。
エンディングノートは、「終活」の第一歩とお考えください。
私たちはオリジナルのエンディングノートを作成しています。
自分のこと、家族のこと、介護・医療・葬儀の希望等を記入できます。ひとり一人、家族構成も生活状況も異なることから、自分にはどのような準備が必要なのか確認できるフローチャートも記載しております。
ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。